夏の甲子園V争いは? OB・スカウト・強豪校監督ら多角分析

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 優勝争いは上記4校を中心に展開されそうだ。

■星稜は打線が奥川を援護できるか

 この4校を追うのはどこか。まずは「高校ビッグ4」でただひとり、甲子園切符をつかんだ奥川恭伸擁する星稜(石川)だ。奥川は4度目の聖地となり、経験値は高い。最速は158キロ。課題とされる打線がどこまで援護できるか。

 センバツ準優勝の習志野(千葉)も春夏連続出場。センバツで「サイン盗み疑惑騒動」があったにもかかわらず、しぶとく夏も勝ち上がった。

 スポーツライターの美山和也氏がこう言う。 

「最速150キロの飯塚と2年生左腕の山内の2枚看板は春より成長。狙い球を絞ってフルスイングする打線、嫌らしい野球……。センバツで対戦した星稜に『サイン盗み』を疑われても、その後に決勝まで勝ち上がった精神力も健在です」

 明徳義塾(高知)も侮れない。

「高知中央、岡豊、そして1年生エース森木のいる高知と、前評判の高い好投手を抱えるチームに勝ってきた。馬淵監督は大会ナンバーワン投手の奥川も攻略できそうな今年の強力打線に自信を持っていて、虎視眈々と全国制覇を狙っています」(美山氏)

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