清宮を超えた? 日ハム二軍でドラ4万波がチーム本塁打王に
日本ハムの二軍でいま、最も本塁打を打っているのが高校生ルーキーの万波中正(ドラフト4位・横浜高)だ。
7月終了時点でチームトップの8本塁打。規定打席には達していないものの、打率.236、24打点。「最近はファームで5番を打つこともある」と、日本ハムのOBがこう言った。
「最大の売りは高校通算40本塁打のパワー。キャンプ、オープン戦と一発を狙って、とにかく振り回してばかり。クソボールだろうと打ちにいってましたけど、最近は見極めもよくなり、ボールにコンタクトすることを覚えた感じ。バッティングの構えからして変わってきた。練習熱心な選手で、寮では夕食後に何時間も打ち込むことがあると聞きました」
大砲候補で高卒2年目の清宮(20)は今季、41試合に出場して打率.174、2本塁打、17打点(8月1日現在)。一軍に帯同しているものの、右肘と右手首の故障が原因なのか、調子が上がらず、最近はベンチを温めるケースが多い。モタモタしていると、万波に抜かれてしまうのではないか。