オリ“死球18個”の怒り…西武と大乱闘しっちゃかめっちゃか

公開日: 更新日:

 久々の乱闘劇だった。

 西武先発斉藤大がオリックスの先頭打者福田にぶつけるプレーボール死球で始まったこの試合、三回にも後藤がぶつけられると、両軍一触即発。そして四回、西武2番手の森脇が、この日3個目となる死球を若月に当ててしまったから、大変だ。

 マウンドに詰め寄りかけた若月が球審になだめられ一塁に向かったところで激高したオリックス一塁コーチの佐竹外野守備走塁コーチがマウンドに突進。森脇の胸を両手で突くと、この一突きが発端となり、両軍入り乱れての大乱闘がボッ発だ。応戦する栗山、西武ナインにもみくちゃにされる佐竹コーチ、当事者のはずが蚊帳の外に置かれた森脇など、しっちゃかめっちゃか。

 結局佐竹コーチは暴力行為で退場。警告試合になった後も、両軍1つずつ死球をぶつけ、その都度、投手が退場になった。

 西武は今季、19度対戦したオリックスにぶつけた死球は実に18個。一方、オリックスが西武に当てたのは5個だから、西武に怒りを爆発させたのも無理はない。

 試合に勝った辻監督は「後味が悪いですね」と言ったが、18個の死球が故意ではないのなら自軍の投手も責めるべきだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末