広島は自力V消滅も…今季は故障者激減でライバル戦々恐々

公開日: 更新日:

 3連覇を達成した昨季はケガ人が続出。鈴木、丸(現巨人)、新井(昨季引退)が開幕早々に故障で離脱した。その教訓が生かされたのか、今季は肉離れや筋挫傷など、いわゆる筋肉系の故障による離脱者は皆無。2017年の右足首骨折から復活した鈴木はこう話す。

「(シーズンを続けていれば)もちろん、体は痛いですよ。でもそれはケガじゃないし、みんなその痛みの中でやっている。常に万全、完璧という選手は少ないと思います。痛みと張りの中でどれだけ力を出せるかが大事」

 広島は00年に故障者が続出したのを機に、コンディショニング部門の改善に着手した。各分野に強い専門家を外部から招聘。MLBによる最新技術を取り入れ、数億円をかけて本拠地球場に最新式のトレーニング施設を造るなどのハード面も強化した。

 16日は大瀬良が完投し、自力Vはなくとも、終盤の広島のしぶとさは侮れない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」