去就注目の中日・松坂 その“現在地”をリハビリ仲間が語る
来季以降の去就が注目されている松坂大輔(38)。今月1日に加藤球団代表と会談した際に、現役続行の意思を伝えたが、代表は「白紙」を強調した。
春季キャンプ中に右肩を痛め、今季は2試合に登板して0勝1敗、防御率16.88。昇格した7月末、プロ最短の3分の1回8失点と炎上。8月には右肘炎症を起こして二軍調整が続いている。
リハビリ中の5月にはゴルフに興じていたことがバレて、去就を巡っては厳しい意見も多い。5日に先発した高卒2年目の山本(19)や新人で初登板から3連勝の梅津(22)など、与田監督は先発陣を若手にスイッチ。チーム内ではすっかり影が薄くなった。そんな松坂について、先発左腕の小笠原慎之介(21)はこう話す。
「4月ごろ、松坂さんがリハビリ中にキャッチボールの相手がいなかったので、一軍復帰されるまでの2~3カ月間、一緒に練習していました。僕のボールの状態を見てもらって、『どうなってますか』とか『こうしたいんですけど、どうですか』とか。毎日1個か2個ずつ、しつこいくらい聞きました。僕はどうしても肩肘をかばって投げてしまうので、『しっかり下半身を意識して投げられたらいいね』と言っていただいたりしました」