著者のコラム一覧
永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

王国NZで代表に上り詰めたレジェンドの方針転換は裏目に…

公開日: 更新日:

 結果は裏目に出た。

 W杯で対戦するアイルランドの一軍半を相手に22―50、13―35と連敗。オーストラリアにも30―63と大敗した。フランスに23―23と引き分けたことが成果とされたが、このときのフランスはHC更迭騒動の真っ最中。チームの士気は低く、引き分けたというよりも、勝ちきれなかった試合だった。

 理想のラグビーをわずかな期間で吸収し、モノにできるほど日本の才能レベルは、高くなかったのである。

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