巨人“外れ外れ1位”堀田賢慎は菅野の後釜候補になれるか
原監督が星稜・奥川、東芝・宮川と抽選を2度外した巨人は、青森山田・堀田賢慎を1位で指名した。
「(奥川は)ジャイアンツとしても残念。(最後の1枚に)福があれ、残り物にというところだったが、果たせなかった。(宮川は)自然の流れの中で上を引いたけど、どう表現したらいいか……」と残念そうだった原監督の抽選は、これで1勝10敗。最速151キロ右腕・堀田については「非常に将来性のある素晴らしい投手。体も大きい(185センチ)し、伸びやかで柔らかい。近々未来、巨人でエースになってくれる素材。将来性、伸びしろがある。いい投手になるよ」と絶賛した。
現エースの菅野にはメジャー志向がある。堀田には後釜候補として大きな期待がかかることになる。
あるチーム関係者は「1位の抽選を2回も外すと、他の候補を全部繰り上げないといけない。シミュレーション通りにいかなくなる」と指揮官の悪過ぎるクジ運を嘆いたが、別の関係者は「でも堀田はいい投手です。他球団は2位か3位の候補にしていた投手かもしれないが、背が大きくて角度はあるし、しなやか。かつて横浜やメジャーで活躍した斎藤隆タイプ。数年後にはエースに成長している可能性は十分ありますよ」と言う。