ドジャース前田健太 トレード市場でモテまくりのカラクリ
海の向こうで「マエケン」こと、ドジャースの前田健太(31)がモテまくっている。
カナダのスポーツ専門テレビ局TSN(電子版)は27日、今オフにブルージェイズがトレードで狙う10選手を特集。その中に前田が含まれているのだ。
前田はこのオフ、レッドソックスとのトレード話でも、その名前が候補に挙がっていた。昨季MVPを獲得したRソックスのムーキー・ベッツ外野手(27)が放出された場合の交換要員として浮上したのだ。
前田がトレード要員としてもてはやされている最大の理由は、年俸が格安だからだ。
ドジャースとは2016年から8年契約を結んでいて、基本給は約3億3000万円。これに最大で年間約11億2000万円の出来高がつく。37試合に登板して10勝8敗3セーブ、防御率4・04の今季は年俸と出来高を合わせて約9億2400万円を手に入れることになる。
つまり稼ぎの大半は活躍すればするほどカネになる出来高払い。球団にとっては大金をドブに捨てるリスクを回避できるばかりか、先発もリリーフもこなせる前田は実に貴重な選手なのだ。