著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

守屋の釈明会見 阪神の関西でしか通用しないマスコミ抑制

公開日: 更新日:

 阪神の中継ぎ投手・守屋功輝が妻への傷害容疑で書類送検された。スクープした「週刊文春」の記事によると、守屋は妻へのDVだけでなく浮気も繰り返していたという。

 ここまでなら私はあまり関心がないのだが、これに対して守屋及び阪神球団が釈明会見を開いたから首をかしげてしまった。会見によると、守屋はDVの原因は妻の日常的な暴力や暴言、浪費癖などにあると主張。要するに、妻にも問題があるから悪いのは自分だけじゃない、あくまで夫婦喧嘩だ、そんな感じで矮小化しようとしたのだ。

 その結果、守屋は書類送検されたにもかかわらず、阪神球団からはなんのおとがめもなく春季キャンプの一軍メンバーに入った。守屋自身は個人事業主だから、厳密には阪神球団に雇用者責任のようなものはない。だったら守屋にグレーな問題が発覚した場合、阪神球団は彼との契約を履行しなければいいだけだと思うのだが(たとえば謹慎処分にするなど)、実際は通常運転を選んだ。これはつまり、阪神球団も「選手契約に支障なし」と判断したということだ。

昭和感漂う大手芸能プロかと

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」