ボールのつかまり具合は「フェース・トゥ・パス」を確認
逆に、インパクトでフェース向きがスクエアで、ヘッド軌道が3度インサイドアウトだとつかまります。この場合、ヘッド軌道に対してフェース向きというのは3度閉じていることになるからです。
ですので、ゴルフショップで弾道計測しながら試打する時はインパクト時のフェース向きを見るだけでなく、かならずヘッド軌道に対してフェース向きがどうなっているのかをチェックしてください。
つかまったドロー弾道で飛距離を稼ぎたいと思っているならば、フェース・トゥ・パスというのはヘッド軌道に対してプラス2~3度が目安となります。
対して、左から右に軽く曲がるつかまったフェード弾道で飛ばしたいならば、フェース・トゥ・パスはヘッド軌道に対してプラスマイナス0度からマイナス1度くらいを目安にするといいでしょう。
フェース・トゥ・パスが0度だと真っすぐ飛びそうな感じがしますが、ヘッドは円運動なのでプラスマイナス0度だとわずかにフェード弾道になるのです。