J2新潟は倒産に言及…金銭支援以外の救済案を六川亨氏提言

公開日: 更新日:

 Jリーグは21日、実行委員会終了後にオンラインで記者会見を行った。再開日程について村井チェアマンは、「(Jリーグ)単独では決められず、さまざまなオプションを検討している」と話すにとどまった。

 公式戦の中断で入場料収入が入らない各クラブの台所事情は火の車。先日は、J2新潟の是永社長が地元テレビ局の番組で「クラブ維持に毎月1億5000万~2億円が掛かる。このままでは9~10月にキャッシュがなくなります。つまり倒産するということ」と発言して物議を醸した。

■融資も焼け石に水

 村井チェアマンはすでに「リーグ戦安定開催融資の返済期間を拡大」「配分金の前倒し支給」などの実施を明言しているが、安定開催融資はJ1=3億円、J2=1億5000万円、J3=3000万円という限度額が設定され、焼け石に水のレベルに過ぎない。

 日本サッカー協会(JFA)田嶋会長は、日刊ゲンダイのインタビューで「積み立てた金を使う覚悟はある」と支援を確約。さらには「銀行からの借り入れも覚悟してやる」と本気度を示している。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ