瀬戸は信頼する平井HCのもとで練習を重ね、自ら「集大成」と位置付ける東京五輪で表彰台の真ん中を目指すという。
瀬戸が、平井HCの門を叩けば、自身のレベルアップにつながるのはもちろん、幼少の頃からのライバル、萩野公介(25)にとっても刺激になる。
平井門下生である萩野は2016年リオ五輪以降、故障もあって低迷が続く。現状では自由形、個人メドレーでの五輪代表入りは厳しい状況だ。
瀬戸が萩野の横のコースで泳ぎ込めば、奮起を促せるかもしれない。
日本代表選考会を兼ねた日本選手権は来年4月に予定されている。瀬戸の加入に触発された萩野が復活し、代表権を手にすれば、言うことないが。