甲子園交流戦は高野連のアリバイ作り 夏大会できたのでは

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 8月に甲子園でセンバツの“代替試合”をやるという。

 日本高野連が10日、理事会を開き、「2020年甲子園高校野球交流試合(仮称)」を開催すると発表した。日程は8月10~12日、15~17日の計6日間。センバツに出場予定だった32校を甲子園に招待して行う。

 3年生をひとりでも多くという配慮から、ベンチ入りは例年の18人から2人増の20人。感染予防のため原則として前日と試合当日の最大2泊、近隣校は1泊もしくは日帰りを検討する。北海道と東北を除く関東以西の出場校は公共交通機関を利用せず、地元の貸し切りバス1台をチャーター。無観客開催になる。

 もっとも、行うのは各校1試合のみ。優勝校を決めるわけでもない。だから「交流試合」なのだろうが、果たして選手は満足するのか。

 出場校の多くは甲子園に出て当たり前、甲子園で勝つことを目指している強豪校。甲子園の土を踏んでよしとするのは一握りの学校だ。

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