甲子園交流戦は高野連のアリバイ作り 夏大会できたのでは

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 それより何より、8月に甲子園を使って試合をするなら、「夏の甲子園大会」ができたのではないか。「5月20日に選手権大会を中止にした時点では、49代表が8月10日の開幕までに出そろうのは厳しい状況だった」とは小倉事務局長だが、夏の甲子園中止が正式に発表されて風向きは変わった。各都道府県が独自の代替大会を企画、ほとんどの地域で試合を行う方向になった。各都道府県の高野連が本腰を入れて地区大会の実現に向けて動き出したのに、元締ともいうべき日本高野連が何もしないわけにいかなくなったのではないか。

「今回の交流試合は要するに、我々もちゃんと高3の野球部員のことを考えてフォローしていますよという高野連のアリバイ作りみたいなもの」とはアマチュア担当記者だ。

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