八村と大谷に明暗 NBAがすんなりシーズン再開できる謎解き
米メディアの試算によれば、東西8チームずつが進出するプレーオフが中止になった場合の損失額は10億ドル(約1100億円)以上にのぼるとされる。協定で定められているとはいえ、プレーオフさえ実施できれば、巨額な利益を見込めるだけに、一日でも早くシーズンを再開した方が経営者側にとって得策なのは言うまでもない。
選手にとっても、必ずしも悪い話ではない。サラリーキャップ制(年俸総額の上限)を取り入れているNBAでは、前年の収益をもとに上限が決まる。1試合でも多く試合をこなした方がリーグの収益増につながるだけに、今季の損失は補填できる可能性がある。
現時点で八村と大谷翔平は明暗が分かれた格好だ。