巨人が拭えない広島&誠也恐怖症…目下5年連続負け越し中

公開日: 更新日:

 巨人戦に強いのは鈴木だけではない。DeNA戦で3番に入った西川も昨季の巨人戦打率・404、5番のメヒアは同・310。中軸が軒並み巨人戦を得意としているだけに、安易に4番・鈴木との勝負は避けられないということだ。

 一方で阪神との開幕カードで10打数5安打の打率・500、1本塁打、4打点とこちらも好スタートを切った巨人の4番・岡本和真(23)は、昨季の広島戦の打率が・240にとどまった。

「さらに、昨年は広島戦3勝0敗と獅子奮迅の働きを見せた山口俊が、メジャーへ移籍してしまった。今回の広島3連戦に先発予定のメルセデスも心配。昨季8勝したものの、広島戦は5試合で防御率4・44の0勝3敗。広島アレルギーがあるはずですから」(同前)

 2年連続2ケタ負け越しから、昨季は4つの負け越しで済んだ、という巨人の関係者もいるが、5年連続でも2リーグ制以降の球団ワーストなのに、これが6年連続になれば、まさに赤っ恥。今季も広島に負け越すようなら、コーチ、あるいはフロントの首が飛ぶともっぱらである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド