日本人右腕が揃ってチーム牽引 9月特権でポストシーズンへ
ヤンキース・田中将大(31)、ツインズ・前田健太(32)、カブス・ダルビッシュ有(34)、の日本人先発右腕が18日(日本時間19日)、それぞれレイズ戦、ブルワーズ戦、カージナルス戦に登板。
田中は本塁打2本を含む6失点で5回途中に降板し敗戦投手に。前田は8回まで無安打の快投を見せ、9回途中1安打12奪三振で勝利投手の権利を得てマウンドを降りたが、その後チームが追いつかれたため勝利投手にはなれなかった。またダルは好投、6回7奪三振8安打1失点の力投で、今季4勝目をあげた。
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田中は7月のキャンプ中に打球を頭部に受けて出遅れたが、ここまで4試合に投げ0勝1敗、防御率は4.60と下げたが、ダルは5試合で4勝1敗、防御率1.80。前田は5試合で3勝0敗、防御率2.27と、いずれも安定感のある投球で、地区首位を走る好調なチームを牽引している。
この3人は、いずれもエース格でチームの浮沈を左右する存在だが、9月には休養を与えられそうだ。秋休みを取ってポストシーズンでの登板に備えるためだ。