萩野公介が復調気配 瀬戸の失態尻目に賞金レースで荒稼ぎ
世界の10チームが参戦する競泳国際リーグ(ISL)は14日(日本時間15日)、今季の日程を発表。大会はハンガリー・ブダペストで、10月から11月にかけて行われ、各チームとも4レースに出場。上位2チームが11月21、22日の決勝に進む。
ISLは賞金が高額な大会として知られ、今回の賞金総額は605万ドル(約6億4000万円)。チームの優勝賞金とは別に個人にも与えられ、出場4レース全てに優勝、MVP受賞などで、総額約1200万円を手にできる。
今大会には、日本代表の一員として2016年リオ五輪400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(26)が出場する。かつての日本競泳界のエースも、ここ数年は故障もあって低迷。昨年の日本選手権は体調不良を理由に欠場し、世界選手権(韓国・光州)の代表から外れた。同大会では幼少の頃からライバルとしてしのぎを削ってきた瀬戸大也(26)が個人メドレー2種目(200、400メートル)を制して、東京五輪代表の内定を勝ち取った。
ライバルに大きく水をあけられた萩野だが、その瀬戸は不倫問題で、日本水連から年内の活動停止などの処分が科されたばかりだ。