レ軍澤村やっとチーム合流 開幕間近で強いられる突貫工事
レッドソックスにFA移籍した澤村拓一(32)が、遅ればせながらチームに合流する。
ビザ取得のため、渡米が遅れていた新人右腕は、すでにキャンプ地のフロリダ州フォートマイヤーズ入り。現在は同州の安全対策規定(プロトコル)に従って7日間の隔離生活を送っている。
アレックス・コーラ監督は28日(日本時間1日)の会見で、澤村とSNSを通じてやりとりしていると明かし「全てが順調なら早ければ(3日の)水曜日に、チームに合流できるだろう」と明かした。
キャンプイン後は、遅れを取り戻すため、個別の投球プログラムを行い、開幕に備えることになる。
メジャーではブルペンでの投げ込み、ライブBPといわれる打撃練習に登板するなど、入念な調整を行ってから、実戦マウンドに上がるのが一般的だ。
レッドソックスは4月1日のオリオールズ戦で開幕を迎える。メジャーのマウンド、ボールへの適応が遅れれば、突貫工事を強いられかねない。