ドジャース監督が訴え「アジア系米国人へのヘイトやめろ」
ダルと大谷は日本人差別のターゲットに
今季、大リーグでプレーする日本人選手は7人(9日現在)。そのうち、ダルビッシュのパドレス(サンディエゴ)、大谷のエンゼルス(アナハイム)が、アジア系への差別意識が強いカリフォルニア州に本拠を構える。
同州のギャビン・ニューサム知事は今季開幕からの有観客での実施を認め、各自治体ごとの感染状況に応じて最大で各球場とも収容人員の67%までの入場が可能となる。アジア人への偏見を抱くファンが来場する可能性もあるだけに、ダルと大谷は格好のターゲットにされかねない。
ダルは新天地で、レンジャーズ時代の2017年以来、自身2度目の開幕投手が有力。早くもナ・リーグのサイ・ヤング賞候補に挙がっている。大谷にしても投打の二刀流への完全復活が見込まれる。カリフォルニア州どころか全米の注目を集めるのは必至。日本人メジャーリーガーを代表する2人は嫌がらせにご用心だ。