コロナで汲々の五輪アスリートを襲う殺人的猛暑…なでしこ高倉監督も頭痛でダウン

公開日: 更新日:

 加えて、熱中症の問題も厄介だ。この日、日本全国の77地点で35度以上の猛暑日になったように、日本はこれから夏本番を迎える。プレーブックでは熱中症対策として「屋外では他者との距離を2メートル以上確保できる場合はマスクを外しても構いません」とあるが、日本の夏は高温多湿で、時に「殺人的猛暑」と言われる。

■コロナと熱中症は症状が酷似

 しかも、コロナと熱中症の症状は、頭痛、発熱、倦怠感など類似しているものが多い。

「熱中症であっても、まずはコロナ感染を疑う必要があるでしょう。五輪出場に懸けてきたアスリートや監督、コーチは何が何でも試合に出たい。試合直前や当日に体調不良になったとしても、ドーピングに引っかからない解熱剤を飲むなどして、試合に出ようとする人もいるかもしれない」とは、ある競技団体OB。

 やっぱりオリンピックなんてやっている場合じゃない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド