五輪開会式直前に演出の小林賢太郎氏がクビに…やはり抜擢は“クリエイターの天皇”人脈だった
ネット上には、<小山田圭吾よりやばいやつがきた><小山田、のぶみが辞任で小林賢太郎が辞任しなかったら、おかしいよなやっぱり>という声で溢れた。
障害者への陰湿いじめ自慢をしていた小山田圭吾氏同様、90年代はこうした不謹慎ネタが許される風潮のためという声もあったが、ラーメンズもシュールな芸風では片づけられない事態になり、大会組織委の橋本聖子会長は小林氏の解任を決めたという。
その際、橋本会長は、「私が責任者となる。それぞれの立場で担っていただくアーティストのバックグラウンドを調査し切れていないことは責任を痛感している」と話したが、実際、小林氏を演出担当に起用したのは、『オリンピッグ』案で解任された“クリエイターの天皇”と呼ばれる元電通の佐々木宏氏だったという。週刊文春(7月29日号)の直撃取材に佐々木氏は、こう答えている。
<小林さんは存じ上げておりますし、私がパラリンピック(の責任者)をやっている時にオリンピックの閉会式をお願いするっていう形で入って頂いた>
佐々木氏が招へいした小林氏のつながりで、小山田氏なども採用されていったという。