コロナ騒動は他球団に波及…琉球球団社長に聞いた「選手給料カット」「コーチ契約解除」
きちんと規律を守る選手には気の毒な話だが、一方で琉球では最近、選手の退団やコーチの契約解除など、人事を巡る問題が浮上している。
「コーチ人事では、ソフトバンクなどでプレーした井手正太郎コーチが自身のツイッターで『17日に契約解除の通達をLINE(PDF添付)でもらってて(後略)』と明かした(現在は削除)。シーズン途中にもかかわらず、同じくプロ経験がある寺原隼人、李杜軒両コーチも契約解除されています」(球界関係者)
さらに、琉球では昨年から、一部のコーチと選手が給料をカットされているという。
「金額は、選手、コーチごとに違い、昨年は複数月にわたって20~50%ほど。今年は6、7月分の給料が50%ほど削られ、支払いが遅れた月もあるそうです。複数のマネジャーも退団した。NPB入りを目指す中、四国ILや九州リーグには所属せず、独自の給与体系を導入し、独自で試合を組んでいる。しかし、コロナ禍の影響で、貴重な収入源である主催試合が無観客開催や中止になっていることが原因ではないか」(別の球界関係者)