コロナ騒動は他球団に波及…琉球球団社長に聞いた「選手給料カット」「コーチ契約解除」
実際のところはどうなのか。北川智哉球団社長に話を聞いた。
■「すべては契約書通り」
――コーチの契約解除や給料カットの件は本当か。
「すべて契約書通りに行っていますし、契約内容については守秘義務なのでお話しできません。ただ、8月16日に任意引退を発表した(元ヤクルトの)ジュリアス投手については、今回のコロナの問題とは一切関係ありません。2日後の18日に、コロナの陽性者が出たこと、チーム活動を自粛する旨をリリースしたことで、周囲に誤解を招くようなタイミングでの発表となってしまい、本人に対して大変申し訳なく思っています」
――コロナの問題に加えSNS上などで球団運営への不安の声が出ている。
「いろいろと言われているのはわかっていますが、ウチは独立(リーグ)の中でも待遇が一番いいといわれているくらい。今後は清水監督の下、若手育成に力を入れつつ、私自身は球団のステージを変えるべく、やっていきます。スポンサーさま、一口オーナーさまには、コロナの件に関してきちんと対処させていただいた上で、しかるべきタイミングでご報告させていただきます」
何より、所属選手が不安なくプレーできることを祈るばかりだ。