中日に「立浪新監督」急浮上もくすぶる懸念…来季は誰になろうが与田氏はクビが妥当
3日付の日刊スポーツが中日の次期監督にOBの立浪和義氏(52)が急浮上していると報じた。
与田剛監督(55)は今季が3年契約の最終年。球団社長は今年3月に前任の矢野博也氏から、オーナー代行を兼務する吉川克也氏に交代。与田続投の可能性もあるというが、就任以降、5位、3位ときて、今季は4位以下が決定的となっている。
今季は貧打に拍車がかかり、3日現在で20本塁打以上の選手はゼロ。371得点、打率.238、67本塁打ははそれぞれリーグ最低だ。2018年ドラ1の根尾ら、期待されている若手野手の突き上げも乏しい。打撃強化はもちろん、ミスタードラゴンズとしてファン人気が高い立浪氏の待望論は、かねて球団内外にある。
■ミスタードラゴンズのプライベートが…
ただ、立浪氏は現役時代、女性スキャンダルで騒がれるなど、そのプライベートを気にするムキもある。中日OBが言う。
「親会社内でも、そうした考えはゼロではないと聞いています。立浪氏の過去を問題視していた白井文吾前オーナーは今も『名誉会長』として目を光らせている。前オーナーは19年の立浪氏の野球殿堂入りパーティーで鏡開きに参加していますが、『立浪新監督』を了承するか、いぶかる関係者もいます」