北京五輪は大丈夫? 欧州のアルペン、ジャンプ選手が競技場を不安視
さらに関係者は続ける。
「アルペンなら標高2198メートルの山の斜面に設けたコースの雪質やカーブの数、斜度、ジャンプは風向きや強さなどチェックしたい。特にジャンプの選手は前回大会で凝りている。平昌五輪のジャンプ台は標高800メートルの山上につくられた。近くに風力発電施設があるほど強風が吹き、防風ネットも役立たず。風で競技が何度もストップし、選手は防寒のため毛布をかぶって待たされた。アルペン競技も風の影響で日程がコロコロ変わった。『ジャンプやアルペンが盛んな国なら、あんな所に競技施設はつくらない』という声をよく聞いた」
テスト大会で各競技はどんな評価を受けるか。