東京五輪メダルラッシュの「光と影」2競技団体で起きていた“内紛事件”

公開日: 更新日:

 今夏の東京五輪は母国開催のアドバンテージを生かし、史上最多の27個の金メダルを獲得した。しかし、そのウラでは選手と競技団体との間でいくつかの内紛事件が起きていた。

 五輪ではそれなりにメダリストを輩出している、某屋外競技の日本代表選手はこう語る。

「私は日本代表チームの監督やコーチから、一度たりともアドバイスすら受けたことがない。彼らは現役時代の実績は乏しいのに、連盟のお覚えがめでたいのですよ(笑い)。東京五輪では私が普段から指導を受けているコーチらを帯同させたいと連盟に頼みましたが、突っぱねられました。他の競技は当たり前のようにやっているのにです。理由は分かりません」

 大会中には怒りを通り越して笑ってしまった出来事があったという。

「ある練習日のこと。他の代表メンバーが宿舎へ引き揚げる中、私だけは居残り練習をしたんです。後から聞いた話ですが、この時、監督は『俺はもう帰りたい』と周囲に漏らしていたとか(笑い)」

 ある球技のチーム内では選手による“謀反”が起きていた。メディア関係者がこう明かす。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が