今後は大谷翔平が狙われるこれだけの根拠…トラウトへの危険球が伏線の大乱闘で遺恨残す

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 昨季、大谷への死球が少なかったのは一発を放っても相手バッテリーや敵軍ベンチを挑発しなかったのはもちろん、各球団の忖度があったともっぱらだ。昨季の大谷は序盤からリアル二刀流で起用され、本塁打を量産。全米から注目を浴び、人気が右肩下がりのメジャーの救世主的存在だった。ルース以来の「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」も掛かっていた。そんな人気選手の故障を恐れて、報復死球の対象から外したと言われている。

 大谷は、ここまで投手として6勝(4敗)、打者として16本塁打をマーク。中6日のローテなら前半戦は残り2試合に登板し、白星を8勝まで積み重ねるのは可能だ。後半戦で2ケタ勝利に到達するのは時間の問題。二刀流の世間への衝撃も昨年と比べれば下火だし、相手バッテリーから厳しい内角攻めに遭う可能性は昨年以上に膨らんでいるのだ。

 今回の乱闘で遺恨を残したマリナーズとは今季残り10試合。マ軍の矛先が大谷に向けられてもおかしくはない。

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