記録的酷暑にプロ野球から悲鳴が…屋外球場は「声出しNG・マスク着用」で客足遠のく恐れ
■観客動員はいまだ苦戦
ただでさえプロ野球は客離れに悩んでいる。今年のセ・パの1試合平均の観客動員は2万3575人(6月30日時点)。コロナ前の19年の3万929人から約7000人も減っているのだ。
「夜の飲み会が減っているように、仕事終わりにどこかへ出かける機会が少なくなっていることも影響している。ようやくコロナ禍が落ち着き、遠のいた客足が戻りつつあるところに、前代未聞の酷暑の到来。しかも、夏場は例年、コロナの感染者が増える傾向がある。依然として見通しは明るいとはいえません」
とは、前出のフロント関係者だ。