西武・外崎が首位攻防戦で千賀から一発!ライバル球団が恐れる「FAモチベーション」

公開日: 更新日:

 鷹のエースに代名詞の「アップルパンチ」を浴びせた。

 昨4日、西武の外崎修汰(29)がソフトバンクの先発千賀から先制点となる11号2ラン。千賀はこの一発が“足に来た”のか、さらに2失点し、この回途中でKOとなった。

 敵地福岡でのヒーローインタビューでは、「久しぶりに自分らしい、食らいついていくバッティングができたかなと思います」と話した外崎。

 これで西武は首位ソフトバンクにゲーム差なしの2位。それでもこの日の立役者は、124試合で打率.219、11本塁打、44打点と苦戦が続いている。

 強打の二塁手として打率.274、26本塁打、90打点の成績を残した2019年をピークに、成績は年々下降。20年は不調にあえぎ、昨季は左腓骨骨折で73試合の出場に留まった。今季は打順も固定されず、9番以外のすべてを経験。この日は7月下旬から定着していた1番を外され、「7番・二塁」で出場した。

 今季は国内FA権を取得。年俸1億400万円のBランクなので、獲得する球団は補償が発生する。さらに、同じ二塁手の楽天浅村も海外FA権を再取得し、これを行使する可能性がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  3. 3

    清原ジュニアが現役引退表明…今度はテレビ局が争奪戦か? こんなにいる慶大野球部出身アナウンサー

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ

  2. 7

    大山悠輔「阪神決別説」が急浮上! 巨人だけじゃない、まさかのダークホース球団が虎視眈々

  3. 8

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  4. 9

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 10

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ