松尾汐恩はDeNAが一本釣りも…大阪桐蔭ドラフト指名漏れ選手続出の不可解
松尾汐恩がDeNAに1位指名を受けた一方、最後まで名前が呼ばれなかった。
大阪桐蔭のエース・川原嗣貴と主砲の海老根優大のことだ。
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2人は大阪桐蔭で並居るライバルを蹴散らし、甲子園で活躍。日本代表にも選ばれたが、プロの評価はシブかった。
「大阪桐蔭の選手がプロで通用しないわけではない。今年も松尾がDeNAに1位指名されたように逸材はいます。ただ、川原らはプロが求める『突出した武器』がなかっただけの話です」(セ球団スカウト)
かつては西岡剛(2002年ロッテ1位)や中村剛也(01年西武2位)などをプロに輩出し続けた大阪桐蔭だが、近年、一軍に定着しているOBは根尾昂(18年中日1位)や森友哉(13年西武1位)くらい。スカウトの間で「大阪桐蔭の選手はプロで大成しない」なんて言われるのも無理はないか。