山本由伸「日本人最高200億円契約」に現実味 豪州戦4回8K無失点圧巻投球をメジャー称賛

公開日: 更新日:

 ただ、懸念材料はある。

 山本は昨季、史上初の投手四冠を達成した一方で、右肘痛(5月)と左脇腹痛(10月)で2度、戦列を離れている。高校時代からの“古傷”でもあり、ここを懸念するスカウトがいるのも事実。フォーム改造を行ったのも、より体に負担をかけたくないという経緯があるが、前出のア・リーグのスカウトは「この時期の仕上がりにしては上々。新しい投球フォームも『向上心がある』ということで我々は好意的に見ています。右肘と左脇腹に故障歴? 今は治っているんでしょう? それなら問題ありません」とキッパリ言い切った。

 次回登板は米国ラウンドの準決勝、決勝になる可能性が高い。海の向こうの投球次第では評価は青天井になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ