翔猿が巡業先でダウン→緊急搬送の真相…直前まで照ノ富士とぶつかり稽古8分ブッ通し

公開日: 更新日:

 館内が騒然となった。

 8日の大相撲奥州市巡業。会場の奥州市総合体育館で、幕内の翔猿(31)が稽古後にぶっ倒れたのだ。

 土俵を下りて、その場にへたり込み、しばらく動けず。他の力士の肩を借りて花道を下がった後、救急車で搬送された。

 その2時間後には会場に戻ると、稽古などは免除され、しばらく安静にしていた翔猿。熱中症の疑いがあるが、スポニチによれば本人は「違うと思う」と話したという。

 そもそも、大相撲で熱中症は比較的珍しいと言ってもいい。普段の稽古場には水やスポーツドリンクを完備。巡業もそうだが、多くの相撲部屋は土俵が1つで、相撲を何時間もぶっ通しで取ることはない。まして幕内力士ならば、自分のペースで稽古ができる。

 角界OBは「直前の稽古の影響があったのではないか」と言う。

 翔猿は倒れる直前、横綱照ノ富士(31)とぶつかり稽古をしていた。実に8分間。格上相手にひたすらぶつかって、ぶつかって……と繰り返す稽古で8分間は確かに長い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり