女子卓球・伊藤美誠「私はリザーブに向かない」の真意 パリ五輪代表落選も補欠筆頭候補だが…
「この2人は当時、五輪代表に選ばれたことはなく、補欠の悔しさをバネに次の代表になった。伊藤は違う。リオの団体では大会史上最年少(15歳300日)で銅メダルを獲得。東京五輪では日本のエースとしてシングルス銅、団体銀。混合ダブルスでは中国ペアを破って、日本卓球界悲願の金メダルを手にした。渡辺代表監督が団体代表を発表したとき、伊藤のことを『日本の卓球界の宝』と言ったが、伊藤自身も五輪で金を含む4つのメダルを取ったプライドがある。パリで代表選手の練習相手や球拾いはさすがにできないでしょう。渡辺監督は5月か6月に補欠を決めると言った。早いうちに辞退の意思を表明することで、補欠選考の混乱を避ける意味もあったのではないか」
28年ロス五輪で元エースの「復活」はあるか。
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