日本ハム新庄監督は勝負の3年目…オープン戦好調も若手の台頭なくして”上がり目”ナシ
実際、新庄監督が期待する若手はここまでのオープン戦、内野手の水野達稀(23)が2試合連続マルチ安打と気を吐いたものの、同じ内野手では大砲候補の野村佑希(23)も10打数3安打ながら、ここ2試合はベンチスタート。奈良間大己(23)も7打数無安打と元気がない。細川凌平(21)も5打数1安打で7日の試合では出番がなかった。外野手の五十幡 亮汰(25)も4打数1安打と決め手に欠く。
「助っ人はオープン戦で結果を残しているとはいえ、相手投手は長所と欠点を探している様子見の段階。彼らが公式戦で打つ保証はない」(同)
八木裕打撃コーチは「チームの実力、底を上げるためにはガチっとレギュラーが固まるというか、若手が飛び抜けたレギュラーになれるような実力をつけなければならない」といえば、若手有望株の野村佑希(23)も「レギュラーを取りに行く立場。万波があれだけ打っていますし、僕らの世代がしっかりと活躍出来れば、長く強いファイターズがつくれると思う」と意欲を見せたが……。
開幕まで残り3週間。チームが躍進するためにも、若手の台頭が待たれる。