サッカー日本代表「北朝鮮戦中止」で笑った森保監督 泣いたGK鈴木彩艶と日本サッカー協会

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 一方でガックリ肩を落としたのが、アジア杯5試合8失点で評価急落のシントトロイデンGKの鈴木彩艶である。21歳の鈴木は五輪代表の正GKながら、森保監督は本大会を見据え、A代表の正GKに定着させようとアジア杯に抜擢したがミスを連発して失点を重ねて評価を落としていた。

 21日の北朝鮮戦でようやく無失点に抑えた鈴木にとって、今回の試合は株を上げる大チャンスだっただけに中止になって落胆していたという。

「北朝鮮での試合はテレビ中継はなかったが、例えばAFC(アジアサッカー連盟)の本部のあるマレーシアの首都クアラルンプールで中立地開催が実現していたら、日本国内のテレビ中継は可能となり1億円前後の放映権料が入った。台所事情の厳しいJFA(日本サッカー協会)は残念無念でしょう」とは前出のサッカー関係者だ。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【もっと読む】…では、謎多き北朝鮮の「負けたら強制労働」というウワサの真相などについて、13年前の敵地・北朝鮮戦をフリーランスとしてただ一人(記者は6人のみ)、現地取材を許されたサッカージャーナリストの森雅史氏が語っている。

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