登場に大ブーイング、三振に大歓声…山川穂高vs西武ファン「水火の争い」は長期戦の様相
ベルーナドームに西武ファンの怒号が轟いた。
12日、西武は今季初となる本拠地でのソフトバンク戦。西武ファンが今か今かと待ち望んでいたシチュエーションである。
初回、2死二塁で山川穂高(32)の名前がコールされると、「待ってました」とばかりに親指を下に向けて、球場中に鳴り響く大ブーイング。昨季、女性問題を起こした挙げ句にライバル球団へFA移籍した元主砲に、いまだ西武ファンの怒りは収まらない。しかも、憎きその山川がガムをクチャクチャやりながら打席に入ったものだから、ブーイングの激しさは増すばかり。
これには山川も苦笑いしていたが、SNSでは<山川ニヤニヤしてね?><山川ニヤニヤしてて草>と、挑発と受け取ったファンも少なくなかった。
当然、山川が三振に終わるや、西武ファンは大喜び。ホームの三塁側には歓喜で飛び跳ねる観客がいたほどだ。七回には山川と、その人的補償で西武に移籍した甲斐野が対戦。かつての主砲が155キロの直球で見逃し三振に倒れると、この日一番の大歓声が鳴り響いた。