大谷の三冠王&MVPに「総額75億円契約」の大きな壁…33歳ベテラン野手がクビ回避へ血眼
ドジャース・大谷翔平(29)の打撃がどこか物足りない。日本時間30日のダイヤモンドバックス戦は4打数2安打で5試合ぶりのマルチ。3点リードの八回無死一、二塁の好機にダメ押しの左前適時打を放ったが、二回の1死満塁機は二ゴロ併殺。好機での勝負弱さは相変わらずで、得点圏打率.194(36打数7安打、9打点)と低空飛行が続いている。
打撃部門では打率.341(ナ・リーグ6位)、7本塁打(同4位タイ)と上位に名を連ねているものの、打点は同9位タイの19。リーグトップ31打点のブレーブスのオスナ(打率.330、9本塁打)に大きく水をあけられている。
オスナは好機でも結果を残しており、得点圏打率.405(37打数15安打)、5本塁打、27打点。好機でのパフォーマンスの違いが打点の差に表れているが、モチベーションの差も大きいのではないか。
ナ・リーグ東地区首位のブ軍打線を牽引するオスナは今季が4年契約の最終年で、来季は球団に選択権のあるオプション(年俸約25億円)。今年11月に34歳になるベテランは「来季以降もアトランタ(ブレーブス)でプレーしたい」と明かしている。