著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

想像を絶した新天地ベトナムの隔離生活 窓のない部屋にカンヅメ、体重が3キロ減った

公開日: 更新日:

 それでも、開幕当初は「大輔中心のサッカーをする」と指揮を執っていた霜田正浩監督(現・松本山雅監督)が明言。松井も磐田や横浜FC時代より重用されるはずだった。

 が、3月末に霜田監督が解任され、4月には松井自身にも契約解除が報じられるようになった。

「実際のところ、契約解除報道は違ったんですけど、代理人のところに複数のJクラブから問い合わせが入りましたね。でも僕自身はベトナムで引退するつもりで行ったから、中途半端な形で終わりたくなかった」

 その後、ベトナムは長期のロックダウンに突入。

 さすがの松井も耐え切れなくなり、8月には「日本に戻ろう」と覚悟した。

 初めての東南アジア挑戦は不完全燃焼で終わったが、40代に突入した松井のキャリアはまだまだ続いていく──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に