鈴木大地氏がTV番組で水連会長就任は「罰ゲーム」発言…《新たな内紛の火種になりかねない》と識者指摘

公開日: 更新日:

 水連トップの発言に驚いた向きも少なくないだろう。

 去る2日、日本水泳連盟の鈴木大地会長(57)がバラエティー番組の「ぽかぽか」(フジテレビ系)に、日本バレーボール協会の川合俊一会長と生出演。会長職の仕事について、「みんなやりたがらないんですよね。言っていいのかなあ、罰ゲームみたいなもんなんで」と発言。MCのハライチ・澤部佑が「言わないほうが…」とフォローを入れたものの、順天堂大の教授職を務めるだけに、「(給料は)ないないない。日当は出ますけど、基本的にボランティアです。基本的には恩返し。職場(順天堂大)の理解があるからできている」と、打ち明けたのだ。

 スポーツライターの津田俊樹氏はこう言う。

「確かに水泳連盟の会長職はいまだにボランティア。それに異を唱えたのが元サッカー協会会長の川淵三郎氏でした。『お金が発生すれば責任が生まれる。給料がないからいい加減になる』というのが彼の持論で、サッカー協会やバスケットボール協会などは役職手当が出る。団体によってそのシステムはまちまちです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」