石川遼ら6人に可能性…賞金王になったらマスターズに行けるのか? 国内男子ツアーの世界的評価は下落

公開日: 更新日:

「大魚」とは、マスターズのことだ。日本ツアーの賞金王は、必ず翌年のマスターズに招待されるという決まりはないが、世界ランク50位に入っていなくても、ほとんどの選手には「切符」が届いている。

 ある大会に関わっていたOBが言う。

「確かに日本ツアーの賞金王が必ずマスターズに招待されるわけではない。古くは1984年の前田新作がそうだし、2014年の小田孔明にも声がかからなかった。それでも日本の賞金王が優遇されるのは、マスターズを50年以上もテレビ放映しているTBSとの関係も大きい。世界的には評価は下がっているものの、日本ツアーはアジア諸国の中では確固たる地位を築いている。賞金王でもない石川遼を招待したときも、アジアのゴルフ界を意識していたし、それは今も変わらないでしょう。今年の賞金王も招待されると思います」

 賞金王になれば夢の舞台が待っている──。

  ◇  ◇  ◇
 
 国内男子ツアーは世界的な評価だけではなく、人気低迷ぶりも悲惨の一言に尽きる。日程は虫食い状態で録画放送がはびこり、コースは低レベル。なぜこんな事態に陥ったのか。いったい誰が「元凶」なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  1. 6

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 7

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    西内まりや巨額金銭トラブル 借金の中身と“返済ウルトラC”

  5. 10

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か