大関・豊昇龍は「我慢」が綱とりのカギに…レスリング出身ゆえの“悪癖”を修正できるか
もっとも、完全に悪癖が直ったわけではなさそうだ。
「先場所の千秋楽、琴桜戦では強引に投げを打つも残され、自分の方が体勢を崩してしまい、負けた。優勝がかかった一番で、さっさと勝負を決めたかったのだろうが、結果的に墓穴を掘ってしまった。綱とりとなれば、重圧はこれまで以上。むちゃな投げをいかに我慢しつつ相撲を取れるかが綱とり、ひいては今後の豊昇龍のカギとなるでしょう」(前出のOB)
3日の稽古始めから連日、土俵で汗を流している豊昇龍。先場所の自身最高成績が、良い薬になっていればいいのだが……。
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日刊ゲンダイは冬の巡業中に琴桜を直撃。綱とり、技、駆け引き、先代などについて、とことん語ってもらった。
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