照ノ富士「後継者育成」にも迫るタイムリミット…横綱らしからぬ“醜態”で限界説いよいよ裏付け

公開日: 更新日:

 刻一刻と時間だけが過ぎていく……。

 現在の大相撲で一番苦悩しているのが横綱照ノ富士(33)だろう。

 両膝と腰のバクダンに加え、持病の糖尿病にも悩まされている。7月場所は節目となる自身10度目の優勝を果たしたものの、その後は2場所連続全休。一人横綱なので、引退したくてもさせてもらえない。

 そんな照ノ富士の望みが新横綱の誕生。そうなればケガや病気をじっくり治療する時間もつくれるし、ダメなら大手を振って引退できる。

 照ノ富士が後継者と見定めているのが、新鋭の大関大の里(24)。自身と同じく右四つを武器とする力士とあって、これまでも巡業で何度も稽古をつけていた。

 が、それも限界か。照ノ富士は冬巡業に初日から参加しているものの、相撲を取ったのは12日の宝塚が初めて。そこで大の里と三番稽古を行ったが、精彩を欠き、尻もちをついて転ぶ場面もあったほど。横綱らしからぬ“醜態”は限界説をいよいよ裏付けるものと言っていいだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」