大谷は二刀流復帰でも盗塁は止まらない?「スポブラ」着けて放ったまさかの発言
指揮官はすでに大谷を昨季同様、1番で起用する方針を明かしている。2番ベッツ、3番フリーマンとのMVPトリオを形成するが、この2人の存在もあって大谷は走らざるを得なくなりそうだ。メジャーを代表するクラッチヒッターとして知られるベッツ、フリーマンとも意外にも併殺が少なくないからだ。
昨季、フリーマンはチームトップタイの13併殺(リーグ11番目)、ベッツは左手骨折で約2か月間、戦列を離れながら、同2位の10併殺を記録。さらに4番を打つT・ヘルナンデスはフリーマンと並ぶ13個だった。「出塁した以上、進塁を狙うのは当然のこと」とも話す大谷は極力、併殺を減らすため、盗塁を企図する必要性に迫られるのは間違いない。
そんなチーム事情を理解しているからか、大谷は今月上旬の自主トレ開始以降、投手、野手としてのリハビリだけでなく、肩や胸、腰に「スポーツブラ」を装着してスピードや加速度を計測するなど、さらなる機動力の向上に励んできた。
左手を地面に着けないスライディングは簡単なものではないが、あくまで貪欲な大谷だけに、今季もあの手この手で盗塁にチャレンジしそうだ。