青学大・太田蒼生が東京マラソンで魅せた「実業団選手には決して真似できない」果敢な走りっぷり

公開日: 更新日:

 途中までだが、マラソンファンをテレビの前にクギ付けにした。

 9月の東京世界陸上代表選考会を兼ねた、昨2日の東京マラソンで、年明けの箱根駅伝4区区間賞で優勝に貢献した青学大・太田蒼生(4年)がスタート直後から先頭に立った。その後も8人の先頭集団にピタリとつき、単独走になる場面もあった。第1集団は1キロ2分52~53秒の超ハイペース。初マラソンながら日本記録(2時間4分56秒)を大きく更新する可能性にファンも注目したが、さすがにこれだけの高速ペースについていけず、22キロ過ぎから徐々に後退。28キロ過ぎには第2集団に抜かれ、36キロ付近で途中棄権した。

 優勝はT・タケレ(エチオピア)で大会歴代5位の2時間3分23秒でゴール。10位の市山翼(サンベルクス)が2時間6分0秒で日本人トップだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  2. 2

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  3. 3

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  4. 4

    赤西仁と田口淳之介が始動…解散した「KAT-TUN」元メンバーたちのその後

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  2. 7

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  3. 8

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  4. 9

    トランプ大統領が大慌て…米国債の「金利急上昇」は何が大問題だったのか?

  5. 10

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”