日本ハムに立ちはだかる「ソツなし」オリックスの意外に高い壁…打撃陣の戦術の差が得点力の差に
実際、オリックスは1番の中川圭や宗に始まり、太田、西川、杉本、頓宮と並ぶ上位打線は、レイエス、万波らを擁する日本ハムの強力打線と比べて派手さはないが、抜け目がない。カウント0-0で打率.327、2ストライク後も打率.256。一方の日本ハムは0-0は.250、2ストライク後は.183と、いずれもオリックスを下回っている(数字はいずれも12日現在)。
オリックスは11日の楽天戦で相手先発の早川に対し、初回だけで28球を投げさせた。この回は2死満塁の好機をつくりながら無得点に終わったが、初回の攻撃がボディーブローのように効いたのか、六回に一気に3点を奪い、108球でKOした。
両チームの投手力は遜色ないだけに、打撃陣のベンチワークが今後の行方を左右しそうな雲行きだ。
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日本ハムと言えば日刊ゲンダイは大谷翔平が在籍当時、両親や恩師、同級生を徹底取材。いまではメディア露出を控えるようになった両親だが、当時はふたりの「出会い」まで直々に語ってくれた。
それらを網羅した連載コラム【二刀流の血脈】…も要チェックだ。