年俸総額29.5億円も機能せず…ソフトBに影落とす助っ人3人衆は本当にヤル気あるのか

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「メジャーだと『マイナー落ち拒否』の契約を結んでいる大物が期待を裏切った場合は、リリースするしかない。一方、日本でプレーする助っ人で『二軍落ち拒否』を契約に盛り込む選手は少ない。これは代理人が、『ファーム調整ができない選手はノーチャンス』と知っているからです。ただ、今でこそファーム施設も充実しているが、それでも一軍に比べれば環境は劣る。特に地方球場などは顕著です。助っ人の中には『そんな球場で試合に出たくない』とか『柔らかいマウンドでピッチングはできない』と、出場を拒否するケースもあります。そうなるとチーム全体の雰囲気にも影響しかねない」(小林氏)

 ヘルナンデスは成績不振で16日に登録を抹消されたが、あくまでリフレッシュが目的として、24日に一軍に再合流。最短10日間で26日にも再登録されそうだ。

 カンタンに二軍に落とせないとなれば少しでも早く調子を上げてもらいたいところだが、チームは下位をさまよう上、小久保監督は信賞必罰を重視する傾向もある。いつまでもガマンできる状況ではないのが現状だ。

 中でも問題は10億円を貰いながら、一向に球威が戻らないオスナ。ケガでもないのに不調で二軍落ちとなれば、チームに火種を生むかもしれない。

 助っ人の扱いを間違わなければいいが……。

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