金子勝(第28回)「経済のどん詰まりを打破するために」
小池百合子都知事が圧勝した都知事選。金子勝さんは「ファシズムの恐怖」を感じたという。現職の小池都知事が公務優先を理由に公開討論会やTV討論会から逃げ回り、噴出する疑惑にも答えず、裏金自民党と裏でつながる選挙戦を展開したからだ。「民主主義を否定する選挙戦術だった」というその一方で、台頭した石丸氏。安倍シンパの財界人がバックにつき、その財界人の企業にはこれまた安倍とべったりだったNHK記者が社外取締役として入る。新たな右派ポピュリストの登場だが、こうした危険な政治の流動化に野党はどう対応すべきなのか。
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