「幽霊恋文」赤川次郎著

公開日: 更新日:

<幽霊シリーズ最新刊>

 警視庁捜査1課の警部・宇野に、恋人の夕子の友人・咲からある相談事が持ち込まれる。亡き恋人の悟から手書きのラブレターが届いたというのだ。2年前、咲は自分の誕生日にホテルを予約して悟を招待したが、悟は、乱入してきた男に刺されて殺されてしまったという。妻の浮気を疑った男が、部屋を間違えたらしい。ラブレターは「君を迎えに行く」と殺人予告とも読める内容だった。宇野と夕子は、悟の母親・聡子に会いに行く。息子を失った聡子は、まだ咲を憎んでいるようだった。数日後、宇野は夕子から咲が消えたと連絡を受け、彼女の自宅へ駆け付ける。(表題作)
 刑事と女子大生のコンビが活躍する幽霊シリーズ最新刊。
(文藝春秋 848円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    氷川きよし再始動で囁かれるファン離れ“2つの理由”…救いは「信仰」仲間からの強力支援

  2. 2

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3

    尾行、妨害、不倫、元女性誌編集長…松本人志vs文春の裁判がスゴいことになってきた

  4. 4

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  5. 5

    ソシエダ久保建英のレアル復帰は「完全消失」…エムバペら《新銀河系軍団》に割って入る余地ゼロ

  1. 6

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

  2. 7

    創価学会・池田大作名誉会長が芸能人に与えた多大な影響 久本雅美、ナイツ、石原さとみも“ガチ信者”

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    元バレー日本代表・狩野舞子が女性から総スカン…度重なる“匂わせ”でジャニオタまで敵に

  5. 10

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?