「2015年版 プロ野球 問題だらけの12球団」小関順二著

公開日: 更新日:

 過去4000試合を観戦してきた著者が、膨大なデータをもとに間もなく開幕するプロ野球各球団の今季の戦力を分析したスポーツハンドブック。

 昨年、日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスは、積極的な補強をした前季オフから一転。今年の目立った補強は、メジャーから国内復帰した松坂大輔投手だけ。捕手の補強が緊急の課題だと指摘する。一方、セ・リーグの読売ジャイアンツはレギュラーの顔ぶれは一流だが、ベテラン偏重で若手が台頭しづらい環境に陥っていると忠告。さらにドラフトの結果を踏まえ、各球団の数年先のチーム状況まで予測。プロ野球観戦が一層楽しくなるファン必携本。

(草思社 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった